- トップ >
- Beat Communication 「EcoStyle」
Beat Communication(ビートコミュニケーション)では、企業が環境問題に積極的に取り組んでいく仕組みとして、CO2削減をテーマとした法人向けASPサービス※「EcoStyle」を提供しています。
「EcoStyle」の参加者は、設定されているエコに関する行動リストから好きなものを組み合わせ実行し、自分だけのCO2削減ライフスタイルを作ることができます。CO2 削減量に応じてポイントが付与されるなど、ゲーム要素も取り入れられ、無理なく継続的に取り組むことができます。
「EcoStyle」についての詳しい内容を、Beat Communicationの松嶋様に伺いました。
「EcoStyle」について関して詳しく知りたい方はこちら
http://ecologylabo.com/ecostyle/index.html
○ 「EcoStyle」はどのような目的で開発されたのですか?
私たちには、以前より、環境系のパッケージを作りたいという思いがありました。当初はコンシューマ(消費者)向けに、環境活動に参加できるCGM※のような方向で動いていましたが、個人単位では環境活動を行う、登録するというモチベーションをなかなか保てません。そこで、会社単位で環境活動に取り組んではどうかというところに焦点を絞り開発を進めてきました。その取り組みを通じて、色々な方が会社内で個々のレベルで環境に関するリテラシー(知識、能力)を上げ、環境問題についてもっと考え、積極的に取り組んでいただきたい、ということがこのシステムのメインの目的です。
○「EcoStyle」について教えて下さい。
どのような機能があり、参加者(社員)は何をすればよいのでしょうか?
まず、参加者が「EcoStyle」のログイン画面から、個々のIDでログインすると、「エコマイページ」が表示されます。 「エコマイページ」(図1.)では、参加者の行ったエコ活動、持っているエコアイテム、社内でリサイクルされる出品アイテム、現在のそれぞれのエコポイントが参加者全員に公開されます。 また、グループ毎、個人毎の活動実績を見ることもできますので、他の参加者の持つエコアイテムの内容、よく取り組んでいるエコ活動の内容を見ることができます。一人では、環境活動に対する意欲にも限界がありますが、会社単位などある程度で集まれば、お互いの情報を交換し、楽しみながら行えることに意義を見出せるのではないかというのが狙いです。

それぞれの機能についてご説明します。
まず、行ったエコ活動をチェックする『えこ活動登録機能』があります。
「紙をリサイクルした」「裏紙をメモ用紙として使用した」などエコ活動チェック項目が100項目くらいあります。一日に一回、一週間に一回と参加者がエコ活動項目をチェックできるようになっています。
エコ活動で貯まるポイント数と、エコ活動によるCO2削減量が見える仕組みになっており、楽しく取り組めるように工夫しています。
月々のエコ活動の目標は会社全体で設定することもできます。CO2を○○期間にこれだけ減らそうという目標を立てて会社全体で活動すると、一人ひとりで目標を立てて行うよりも、目標により近づくことができるということが見られます。
これらのエコ活動の項目は、環境を研究している学生を集め、議論して決めています。また、会社によっては、個人のエコ活動ではなく、社内の環境活動、取り組み、環境に対する意識を高めることをメインとしたいという場合もあります。このような場合はエコ活動チェック項目を会社に合わせてカスタマイズすることも可能です。しかし、基本はあくまで参加者の普段の生活における環境活動がベースになっています。
『えこアイテム機能』では、電球型蛍光灯、節水コマなど、社員が持っているエコアイテムを「EcoStyle」に登録することでポイントがたまります。
その他に環境問題に対する知識を身につけるための『えこ知識機能』があります。このシステムの中には50項目程度のエコに関する知識、例えば「なぜ夏になると冷房を28度に設定しなければならないの?」などの知識を集約しています。
そこから連動して『えこクイズ』があります。このシステムは「クールビズで提唱されている冷房の設定温度は何度か?」などを選択式で答えていく形になっています。
クイズは100問用意してあり、シャッフルされて1日1問表示されます。間違えた問題も繰り返し回答することになりますので、全部回答するには1年程度かかります。すべて終わった後にクイズを追加するならば、オプションで用意することもできます。
クイズの解答には、『えこ知識機能』へのリンクがあります。不正解だった場合でも、そちらでクイズに関連したエコ知識を読んでいただき、次回は正解できるようになっています。
何度もアクセスし、環境活動を継続していただきたいという意図がありますので、毎回アクセスするたびにクイズが変わるシステムになっています。

さらに、活動によって貯まったエコポイントを利用する『リサイクル機能』があります。たとえば、いらなくなった本や物を「EcoStyle」に公開して、貸したり譲ったりとリサイクルすることができます。借りる人はエコ活動で貯まったポイントを使う仕組みになっています。このように、ゲーム感覚で楽しめるというシステムです。ポイントで換えられる商品の交換ルールなどは、会社内で決められますが、出品アイテムの登録は個人ベースで行い、交換も個々のレベルで行います。持っている本、DVDなどをみんなで貸しあうことも環境活動の一環なのではないかということで、このようなリサイクル機能を設けています。導入された企業内では、違う部署の方々がつながることができる新しい形のコミュニケーションツールにもなっています。
○ 導入までにどれくらいの期間、費用がかかりますか?
すべての機能が備わったASPサービスですと、ご連絡をいただいて、3週間程度で導入が可能です。費用は初期費用15万円、参加者1,000人までで月12万円になっています。
○これまでの導入実績を教えて下さい。
大手文具メーカー、電気機器メーカーなどです。大手文具メーカーでは社内に環境活動ができる仕組みをすでに用意していたので、社内で絞り込んだ「自家発電できる自転車を何分こいだらポイントがたまる」などのエコ活動に取り組んでもらう形になっています。 導入実績としては、去年6月の運営開始から、大手企業、中小企業合わせて20社程度というベースです。業種は製造メーカーが最も多いです。 また、環境活動のためだけにこのパッケージを使いたいという企業ばかりではなく、別の形、例えば、時短を進めている会社ではこのシステムを業務効率化の内容に変更して活用されています。
○実際に利用されている方々の反応はいかがですか?
導入したての企業で、『えこクイズ』の結果を見ると、先ほどのクールビズの問題では36人の方が回答して33人が正解、3人が不正解でした。意外と間違っている人がいるなという印象です。『えこクイズ』によってみんなが楽しみながら知識を蓄えていくことができます。正解率が低ければ低いほど、ここで学んでほしいという思いがあります。さらなる『えこクイズ』の具体的なフィードバックはこれから出てくると思います。
○ 今後の課題はどのようなことでしょうか?
運用開始から半年ほどしかたっていないので、フィードバックをもらいながら継続的に新しい機能を追加して、より多くの会社に使っていただけるシステムにするよう努力しています。 また、「EcoStyle」を導入することによって、すぐに業績に結び付くかというとそういうものではないので、なかなか企業側としても導入しづらいようです。どれだけ費用対効果があるかを見せられるような機能を追加していかなければならないという課題があります。









